最果てのメモ帳

個人の感想です

2020年 まとめ

晦日に今年の総括的なブログを書こうと思います。
去年までは行ったイベントのなかで印象的なものの感想とかを書いていた気がするけど、今年はコロナのせいでイベントなんてろくすっぽ行けてなくて。ここ何年か自分の生活のルーティンになってたものがごそっと無くなって、どうしよう全然楽しみが無くなった、と思いながら大体過ぎ去ってしまったような気がする。

イベント自体は配信という形で徐々に再開してきたとは言え、そもそも声優イベントの価値って半分くらいは「同じ空間にいる」ってことだ(と思ってる)から、やっぱりモチベーションは上がらないし、別物だよなという感じが否めなかった。トークイベントにしてもライブにしても、「これ月額500円のニコ生と何が違うん?」「円盤見てるのと一緒じゃね?」という疑問は誰しも抱いたんじゃないかな。
これに対してどうにかアンサーしようとしているイベントと、そうでもないイベントは、やっぱり配信で見ていても全然楽しさが違うよね。徐々に現地イベントも戻ってきたとはいえ、年末にかけてまたコロナの流行状況は悪化しているようだし、おそらく来年もしばらくは配信ベースなんだろう。今年はやり方の模索でいっぱいいっぱいだったかもしれないけど、来年以降の配信イベントはそういった差が顕著に出てくるだろう。「配信だから安く済む」じゃなくて、「配信だからこそ」を追い求める誠実なイベント作りをしているところにお金を落としていきたいと思う。
そういう意味では、今年一番良かったと思う配信ライブは9月にあったプリパラライブかな。アンフィシアターでやってたけど、ドローンカメラによる立体的・機動的なカメラワークや、ステージにカメラマンが上がってめちゃくちゃ顔アップで撮るとか、配信だからできること・有観客じゃできないことにトライしているのが非常に良かった。プリパラ関係のライブは円盤の作りもすごく丁寧で期待してたけど、そのとおりだったね。
とはいえ、やっぱり現地なんだよなと思ってしまったのも同じプリパラライブで。12月に幕張イベントホールであったプリパラ・プリチャンウィンターライブは、身体で感じる音の心地よさとか、色んな物を一気に思い出させてくれて、珍しく泣いてしまった。配信ライブを経て改めて感じたのは、ライブって双方向性が一番大事だってこと。こっちの感情を演者にリアルタイムで伝えられて、演者側もそれを受けてパフォーマンスしてくれるってことがどれほど素晴らしいことだったか…。だから、コロナ以降も現地・配信併用になっていくのは自然だと思うけど、「もう配信でいい」という意見には一切共感できなくて。一番恐れていることは、コロナ以降に配信オンリーイベントが主流となってしまうこと。もちろん、さすがにまだそれはないかなと思ってるけど。物販とかの収入も大きいだろうし。ただ、配信で稼ぐ方法論が確立されたあと、現地と配信の割合ってどうなってるのかなという不安はある。10年後は「現地なんて物好きが行くもの」とか言われてしまうんだろうか。でもその時40歳か。さすがに現場オタクは卒業してるんだろうな…。

インプットの話ばかりしてきたけど、アウトプットの話。音楽だったり創作だったり、アウトプットの趣味があるオタクも多くけど、じゃあ自分のアウトプットって何かなと思うと、ラジオ投稿。
楽器やってみたいなと思ったこともあったけど(特に自粛中)、実際仕事との兼ね合いもあって続かないだろうなと思って、やっぱり自分のオタク的アウトプットはメール投稿なんだと再認識。本格的に投稿を始めてから2年半くらいになるけど、まだまだ続けていきたいね。
今年の結果はというと、投稿470通に対して採用85通(18%)。昨年の11%(68/617)よりは大幅に向上したけど、これは多分投稿ラジオが増えたからかな。i☆Ris関係のラジオ(i☆Ristation!!、ラジオアニメージュ)に投稿するようになって、読まれた分がそのまま去年の採用数に上乗せされてるような感じかな。分母が140通以上減ってるのは仕事が忙しくなって時間が取れなかったからだけど、それでもそれなりの内容のメールを書けて採用してもらえたってところは良かった。とはいえ、1週間くらいメール送れない日があったり、全然書けないスランプみたいな時期もあって浮き沈みも激しかった印象。多分それは得意分野がふつおたに偏ってるからで、日常の中のネタがなくなると途端に書けなくなるってことなんだろうな。来年は、ネタ系コーナー系の採用を増やすことを目標にしよう。ゼロからでも自分の頭でネタを考えられるようになれば、もうちょい安定生産もできて、採用数にもつながってくるかな。

推しは変わらず加隈亜衣さん、そして今年から久保田未夢さん。
加隈さんは本当に職人芸の声優さんだよね。今年もたくさん「そんな引き出しもあったんだ!」と驚かせてくれて、もう完全に信頼してる。イベントで会えない寂しさはありつつも、根本の推してる理由であるお芝居に全幅の信頼があるから、時期ごとに自分のモチベが変化することへの不安がもう無い。ちゃんと芝居で殴ってくれるって分かってるから、無理してモチベ高いフリする必要とか全然無くて、お芝居をちゃんと見ていれば、すごいところを見せてくれるって安心していられる。もう加隈さんについてはそんなレベル。
久保田未夢さんについては…ついにドル落ちと煽られたけど笑、ついに初めてハマったアイドルになったね。まぁ最初の印象は自撮りかわいい!だったから顔面派の誹りも甘んじて受けよう。でも彼女の魅力ってそこだけじゃなくて、自分を推してるオタクに対するスタンスだとか、それをたまーに言葉にしてくれるところとか、ライブで見せる120%の満面の笑顔、オタクを煽って楽しそうな様子とか、応援したいオタク心をくすぐる色々なところがあるんだよな。加隈さんに比べたら全然深いところまで知らないから、これからの活動を通して久保田さんについてももっと深くまで知れたらいいな。

随分長くなってしまった。なんか支離滅裂になっちゃった感じはあるけど、まぁこれくらいで。
来年のオタク活動はどうなるか、コロナ次第とはいえ、気持ちとしては変わらずに。演者たちのパフォーマンスに対して素直な気持ちで応援をしていきたいね。
読んでくれた奇特な人、どうもありがとう。