最果てのメモ帳

個人の感想です

Tokyo 7th シスターズ_Melody in the pocket_日本武道館 感想

自分用備忘録。文章ぐちゃぐちゃ。

 

 7/20、日本武道館で行われた Tokyo 7th シスターズのメモリアルライブに行ってきました。今回はその感想を、自分の備忘録も兼ねて。

 

 まず会場の特徴としては、ステージのギミックが過去にないくらい複雑でしたね。 東西南北に各頂点が向くひし形のステージでしたが、中心部分のステージアップが二重?二段階?になっていて(ステージアップを上から見ると『回』の字のようなイメージ)、外側だけアップした状態でユニットが歌いながら、内側はダウンして次のユニットが準備、のような使い方をされていました。さらに外側をアップすることで見えてくる側面もモニターになっていて、曲に合わせた映像が演出されていました。

 

 最初の777パート。ここで一気に鷲掴みにしてきましたね。僕青、KILLER TUNER、ココマジと定番3曲ですが、演者さんの振り付けのレベルアップはもちろん、フォーメーションの多彩さに驚かされました。

 センターステージゆえ観客は全方向にいるわけです。つまりフォーメーション移動をしないとずっと推しの背後しか見えない場合もあります。どうするのかなと思っていましたが、大幅なフォーメーション移動を連発してくれました。おかげでどの曲でも加隈さんが必ずどこかで自分の方に来てくれて、とてもありがたかったです。

 一番驚いたフォーメーションは、確かココマジだったと思うのですが、ステージ外周にメンバーが並んでいて、各自のパートが来るたびにステージアップに飛び乗って歌うというところでした。その時々の主役がステージ中心で歌うというのは非常に見ていて楽しかったですが、駆け上って歌っては戻り、外周で踊り、また自分の番が来ては駆け上がり、を繰り返すのは傍から見ている以上に体力的に厳しかったと思います。それでもみんな笑顔で楽しそうにしていたのが印象的でした。

 この最初のパートで、演者さん達が楽しんでいること、そして主催者側がセンターステージの長所も短所も踏まえて観客を楽しませようとしていることを強く感じて、いいライブになりそうだと感じたことを覚えています。

 楽曲で印象に残ってることといえば、やっぱりまずは星屑☆シーカー。ウィッチって、基本的にデジポップな感じなので声のトーンを作るのがすごく難しいと思うんですよ。それでいて全員かなりカワイイ系の声なのでそこもチューニングして、さらにライブで踊りながら…というのはもう尋常な技ではありません。加えて今回は今までにないラップ調の曲というチャレンジの中で、あえて推しのことだけ言いますが、加隈さん本当にすごい。一番地声から離れたキャラだと思いますが、CD音源以上の「だ・け・ど・僕らは」「最近愛情はイマイチ」を聴けましたよ。好き。

 CHECK'MATE は予想以上にライブ化けしましたね。最初に聴いたときからバンドアレンジで映えるだろうと思っていましたが、思った以上でした。腰を落として指パッチン?みたいな感じでリズムを取るような振り付けが今までよりちょっと…なんだろう…挑発的?自由さ?みたいなものを感じました。ニコラのかっこいい系(オモチ、YCW)はスタイリッシュな、シュッとしたカッコ良さのイメージだったんですけど、CHECK'MATEはもう少し自由度が高い、ちょっとやんちゃなイメージの楽曲になりました。

 Ci+LUSは…もう「カワイイのプロ」が二人いるって感じでしたね。お二人ともその道の人ですから、パフォーマンスには最初から期待してました。が、遥か上をいきましたね。ダンスと歌唱はもちろんですが、MCが特に。男性支配人を「お兄ちゃん♡」「ご主人様〜♡」と大いに煽ったあと、「お姉ちゃん♡」「お嬢様〜♡」と呼びかけた時には改めてナナシスの女性支配人の多さを実感するような黄色い歓声が会場を包み込みましたね。それ以外にも色んな所で「おお、これがプロ…」という振る舞いを見せてくれて、某声優事務所マネージャーさんの「アイドルはアイドルで特殊技能ですよ」という言葉を思い出していました。

 SHAKEは…最後にジャケを再現してくれたことに尽きる。はるジカは二人がほんとまんまハルとカジカって感じのサイズ感だから余計に再現度が高くてニコニコしました。

 ウィッチの2曲目はラバラバでしたね。相変わらず、「おーいぇー、うぃっちまーじっく!!」がデカすぎて(自分も叫んでるけど笑)ビビる。あとこの曲はサビの振り付けが部活やってた頃の筋トレでやったスクワットに似てて太ももきつそうだなって(どうでもいい)。このあとサンボンと一緒にMCだったけど、それぞれ列車みたいになって逆方向にステージを一周していくところはとってもかわいかったです。「衣装のポイントを喋りながら回ろう!」って誰かが言ってたけど、みんな思い思いに喋るものだから言葉がカブるカブるw いまいち聞き取れないままで終わってしまいました笑

 続いてQoP!これはすごかったですね。ナナスタで一番毛色の違うユニットですけど、今回はそれがいい意味で拍車がかかって、ド迫力のステージになっていました。いきなりゆっこさんがドラムセットと共にドラムソロしながらせり上がって来た時点で、あ、今回はすごいパフォーマンスになるなって予感はありました(大橋彩香さんの先日のソロライブ(行ってはいない)での初っ端を思い出してあどりぶ感を感じてたのは多分俺だけ)。実際に曲が始まってみるとあの間だけ武道館はライブハウスでした。ひときわ暗い照明の中、紫と赤に染まった武道館に響く重厚なサウンドはダークな世界観を演出していて、同じバンドユニットでも明るさを前面に押し出す4Uとは極めて対比的な形だなあと思います。これも茂木さんが言う「ナナシス全体でのバランス感」なのかなー。どの曲かは忘れたけど一番印象的だったのが、広瀬さんと野村さんが額がくっつきそうなくらいの至近距離で顔を突き合わせて、迫真のマジ顔で戦うように歌ってたのは、仲良しとは別の形の絆を感じる、迫力があったよね。自分の幻聴じゃなければあのとき会場からは曲ノリとは別の歓声が上がっていたように思う。あと野村さんのピチピチの革パン、似合いすぎ。

 最終盤はまさかのハルのソロ「またあした」から。正直ライブでやるとは思ってなくて。どこか歌の途中で円陣を組んだシスターズがステージアップで上がってきて、ハルを待つようにひとかどだけ空けてあって。二番で観客達にもマイクを向けてくれて、一緒に歌って、そこからハルが皆のもとに戻っていって、スタートラインへ。MCとか挟んでたかもしれないけど、もう詳しい順番とか覚えていないけど、ここの演出はこのライブで最高の演出だった。

 ここから、777でスタートライン、FUNBARE☆RUNNER、STAY☆GOLDの三曲連続は、演者さんのパフォーマンスが素晴らしすぎて。振り付けはもちろん、フォーメーションの入れ替えも 全体移動、3人ずつのユニットごとで移動してから3人の順番を入れ替えるとか、向かい合う辺にいる3人×2がすれ違いながら走って対面に移動×2とか、しっかり見てても推しがどこにいるかさえわからなくなるような大移動の連発。それを歌って踊って笑顔を振りまきながらやってのける演者の皆さんには本当に、尊敬しかありません。

 フンバレでは、全員で外周をランニングで移動するところもあったんですが、中島唯さんは途中でぴょんぴょん飛び跳ねて観客を煽りながら移動していくんですよね。こんなライブの終盤で、足も限界だろうに、本当に…すごい。「踊り出したい気分〜」「強く吹く風に〜」の振り付けでの篠田さんは重力を感じさせない軽やかさで、さすがでした。

 前から言ってるんですけど、篠田さんが一人だけ異次元のダンス技術を持ってるってことは、『結果的に』、「春日部ハルは唯一ナナスタ入所前にアイドルを経験している」こととシンクロしているように思ってしまうんです。篠田さんのキレキレのダンスを観ると、あまりいい思い出とは言えなかったハルのアイドル経験が、結果的にナナスタでの新たな歩みを後押しする力になっているような、マイナスだと思っていた過去が今の自分を支える力になっているような、そんなシンクロを勝手に感じてしまうんですよね。

 そして、加隈さん。3rdでも、意識的に客席に笑顔を向けてくれていたような気がしていましたが、今回はひとしおで、さらに自然な笑顔だったような気がします。推しの贔屓目かもしれないけど、3rdだとスタグリあたりで出てたような笑顔が最初から見られたような。多分気のせいだろうね笑 でも、最初の777のパートで加隈さんがすごく「楽しそう」に見えて、それを見てすごく安心できたことはすごく覚えてる。

 

 で、最後に演者のみなさんが捌けた後、バックステージのカメラが映した映像。ウィッチのメンバーは結構バラバラで、おや?と思っていたら…なんと加隈さんと大西さんが一緒に登場。多分、全キャン丁目住民が崩れ落ちたんじゃ。最後の最後に爆弾を投下されて、放心状態。このあたりからもう完全に記憶が無いです。お願いだから、全編映像化してくれ。。。。

 

 あと、今回は初めてフラスタを出しました。どうやら加隈さんは開演前にフラスタを見る機会があったらしく、少しでもお力添えできていれば幸いです。

 

 ひどい乱文だ。でももう3時過ぎちゃったし、おしまい。寝る。